お知らせ
- RELEASE: 2015.10.27
当店のヘアカラーに関しての説明
重要)ヘアカラーに関してのご説明
今月、消費者庁から注意喚起を促された酸化染毛剤によるヘアカラーの特定染料によるアレルギー反応に関しての説明と当店の取り組みをお伝えします。
市販されていたり、サロンで使用する酸化染毛剤タイプのヘアカラー剤のことを、一般的にはヘアカラー剤、白髪染め、おしゃれ染めと言って医薬部外品となっています。
それとは別に、化粧品登録の酸性酸化染毛料(ヘアマニキュア)、一時着色染毛料(カラーマスカラ等)、カラーリンス、カラートリートメント、カラーシャンプーや植物性の染料を使用したタイプがあります。
今回問題になっているのは、医薬部外品である酸化染毛剤タイプです。
こちらは、1剤と2剤を混合しますが、1剤の中にパラフィルレンジアミン等という酸化染料が2剤の過酸化水素水と反応して毛髪内部で染料が酸化重合という化学変化を起こして色を発色します。
この染料は、色のバリエーションが豊富で、なおかつ色持ちが良いため、使われることが多いですが、肌に付着していくと、染料自体が抗原になり、取り込む量が、ある一定量で体内に抗体ができて、アレルギーの反応が出ます。
この場合のアレルギーの発症は、他の様々なアレルギーと同じように、触れることで起きます。
そのアレルギー発症の状態は、最悪の場合、急性で劇症化するので、呼吸が困難になる場合があります。またそこまでいかない場合は、かゆみやだるさが出たりなどもおきうります。
そのため、薬剤を使用する場合はアレルギーの反応の有無を確認する必要性があり、48時間前のパッチテストを行う義務が使用者にはあります。
ご自宅では、ご自身が。サロンでは担当美容師がパッチテストを行います。
テスト期間(48時間)内に、その反応がない場合は、アレルギーが現在発症していないと判断し、施術を行えます。
ここでの反応は、だるさ、かゆみ、呼吸が不完全になるということなので、反応が出た場合は直ぐに洗い流していきます。その後、必要に応じては病院への通院が必要な場合もございます。
この場合は必ず、担当美容師に連絡するとともに、治療費の領収明細を忘れずにお願いします。
反応がある場合は、酸化染毛剤を用いないで、必要性を感じ、できる他のタイプのカラーリング剤、方法を提案します。
実際の施術が可能な場合は、パッチテスト終了後反応がない場合のみとなります。
施術の際は頭皮の状態を確認の上、クリームでの保護、地肌につけないカラー剤の塗布方法、アレルギ成分の軽減されている薬剤の使用などを検討して、お客様と合意してから行います。
最後になりますが、必ず染めたいと思う二日前にはパッチテストをお忘れなく。
テストの反応があったりする場いいは施術をお断りする可能性があることをお許し下さい。
上記の不明な点などはお問い合わせください。
s-f-l-p@wine.plala.or.jp
0227462657